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JUGEMテーマ:読書

上役ともめ、ぶんなぐり左遷された25歳の畔木。左遷された先は、会社も持て余すほどでかい、旧家の管理人。そこで、出会う人々と坂城部長の手を借りて、一大プロジェクトを企画するのだが。
 
庭の手入れをし、壊れたところを修理していくんですが、自分に合っていることを見出します。
出会う人々が可笑しいんです。
元ウインブルドンテニスプレーヤーのおじいさん。天才ピアノ少女。変な調律師。そして、なぜか長居する、坂城部長。一番変なのは、一緒にやってきた美咲。将来結婚する気があるも、なかなか煮え切れない畔木なんですね。

一人ひとりの過去や現在の境遇が書かれていきます。坂城部長も、畔木も悲しすぎる過去を背負っています。
しかし、美咲の過去がイマイチよくわからんなー。どうやら施設を抜け出して、畔木君のところに行き倒れたようなんですが…。
良く考えてみると、この作品に出てくる人はみんないい人なんですね。

それが作品自体に安心感を与えることにもなっているし、悪く言えば、意外性がなかったようにも思えます。
ラストは、やはり、こうきたかという感じで、まずは大団円ですが。やはり、意外性が欲しかったな〜。

COW HOUSEというネーミングもおかしいんですね。これは敢えてふれませんが、これほど題名と中身が違っている作品も珍しいかもです。

こんな家に住みたいし、こんな人たちに出会いたいとも思えます。が、結局、現実感がなくて、夢物語としか言いようがありませんね
こう書くと、悪いところばかりと感じられては困りますので、書きますが、内容は面白いですので、念のため。

ただ内容の割に、胸に響かないライトな作品だったというのが、一番の感想でしょうか。
あっ、そうそう、おじいさんと畔木の会話が絶妙でした

評価:
初野 晴
角川グループパブリッシング

JUGEMテーマ:読書

 チカは高校一年生。廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。ハルタはチカの幼なじみ。吹奏楽部のホルン奏者。廃部の危機に直面しつつ、日々練習に励む二人。しかし、校内の難事件に次々と遭遇するはめに。存続をするために、二人は難事件を解決しなければならないのだが…。

化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」。
六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」
謎の色エレファンツ・ブレスを探せ!「エレファンツ・ブレス」
あと、表題作の4編が収められています。

これ、青春ユーモアミステリというジャンルなのでしょうけど、ミステリ部分が思いのほかしっかりしています。
表題の「退出ゲーム」はその代表作かもしれませんね。サックス奏者引き抜きのために、対決することになった演劇部と吹奏楽部。演じるのは、登場する人物を退出させたら勝ちという即興の劇。これがめちゃくちゃ面白い。
知恵を働かせ、役者を演じるチカとハルタと演劇部。頭脳戦を制するのは…。
これだけでも読んでみる価値あり。しっかりミステリしています

このチカとハルタの二人の掛け合いが絶妙なんですね。先輩や生徒たちは変な人ばかりだし。笑えますねー。
二人が思いを寄せるのは同じ人という設定もかなりおかしいです。ハルタがその人を見る目に、嫉妬するチカ。大笑いしてしまいました。

どうやら、続編がもうすぐ出るんですね。笑えるばかりではなく、切なさも、喜びも含まれ、社会的なことも含まれているんですから、まさにミステリの醍醐味と言っていいでしょう。

評価:
アラン ベネット
白水社

JUGEMテーマ:読書

飼い犬が縁で(もちろんコーギー)、読書に目覚めた現女王エリザベス二世。次第に読書が彼女を変えていきます。喜びや疑問、そして自分の人生とは何なのか。

英国でベストセラーになるというのもうなずけますね。何といっても、主人公は現女王エリザベス2世。80歳にして読書に目覚め、公務もそっちのけで、読書にはまってしまうという設定が、ウイットとユーモアに富んでますね。
特に馬車に乗って、窓から手を振りつつ、本を読んでいるというのが、おかしくて。かといって、笑えないんですよ。だって、ここまで本読みの気持ちが書かれているものないんですよ。

「本は暇つぶしじゃない。別の人生、別の世界を知るためのものよ。もっと暇が欲しいぐらいよ」
「ほんというものが行動のきっかけになることはありません。決意に裏付けを与えるものなのです・・・本はいわばけりをつけてくれるのです」
など、本読みにとっては共感できるものばかりです。
思わず、そう、そうなんだよと肯いてしまいました。

そんな女王も公室から、公務の妨げを心配して、「アルツハイマーでは」という噂が広がっていきます。相変わらず、読書を続ける女王のある決断とは。これまた凄い。

いやー、ベストセラーというのもわかりますね。
こんな女王なら愛されると思いますねー。
まさにこの作品、本読み必読の書ではないでしょうか。

そうそうタイトルが絶妙だとは思いません?
ぜひぜひ。

JUGEMテーマ:読書

 OL、母親、料理家、看護婦など、人々の日常の一部分を切り取り、「旅」をモチーフにした短編集。
12の短編の中に、きっとあなたや私もいる。

胸にしみ入ってくる作品ですね。短編のどこかに、昔、感じた思いや体験がひも解かれてきます。懐かしい顔も浮かんできます。いったい今どうしているのだろう。そう感じてくる作品集です。

宮下さんの繊細で、何と言うのだろう、五感を刺激されるような心地よい文章が癖になりますね。たとえば「昔聞いた雑音混じりのラジオ」「秋刀魚を焼く煙と匂い」「うぐいすの囀り」など、この作者ならではの感性と文章の表現力が何ともいいです。

また「旅」の雑誌に掲載されたこともあり、「旅」がモチーフにもなっています。田舎のあの街や、遥か彼方の知らない町など、旅したいなーと感じる作品集です。
作品自体のつながりもあるので、連作の短編集と読んでみるのも面白いです。あれ、ここつながっているなんて、後から探してしまいます。

「スコーレNo.4」以来、長いこと待たされましたが、これだけ充実していれば、待ったかいがあったというものです。
一つひとつの話を、もう1回読みたくなりますね。決して、大きな感動が押し寄せる話ではないんですが、しみじみと胸に来るんですよ

好きな話は「アンデスの声」「白い足袋」。
あまりに短編なので、あらすじを書くことはしませんが、「アンデスの声」のラストから、懐かしさが押し寄せてきました。
「白い足袋」は友人への思いと、主人公の一生懸命さが共感を持てます。
きっとどこかにあった日常。そして、瑞々しい感性から引き出された文章から、現実の私たちの生活が引き出されます。
いい作品ですので、ぜひぜひ。

2009年本の雑誌「おすすめ文庫王国」第10位。

これ、幻冬舎のHPで公開されている、藤田さんの日記をまとめたもの。今も書かれていますので、ぜひ一読あれ。抱腹絶倒。読めばクセになること請け合いです。


これを書きだしたころは、まだライターという仕事が安定してなくて、仕事もあったりなかったりだったとか。

だからこそ、その昼夜逆転、締め切りに追われる日々の凄まじさといったっら。

そのせいか、すっかり「だらしな」になったのですか?


洗濯は1週間に1回、干せば出しっぱなし。取り込めば、たたむことが面倒くさい。分かるんです、これ。本当に無意味なことをやっていると感じつつ、藤田さんのような生活を望んでいるんです、わたしたち。


おまけにこの読書量は凄い。仕事とは言え、幸せだよなーと感じてしまう今日この頃。

しかし、そんな生活は、体脂肪を増やすこと間違いなしとうことを実証していただいております。

適度な運動は著者自身も分かっておられて、テニススクールなどに通っておられるのだが、それ以上に食べてしまうという。悪循環。でもそんな生活が全然苦にならない様は、ある意味うらやましいです。


圧巻(?)は、外出時、ブラジャーをするのが面倒くさくて、ガムテープを貼って外出したなどという、暴挙のエピソード?

良く分からないのですが、そんなものなのでしょうか?初めて聞いたよ。


でもしっかり、家族サービスや親戚に対する優しさもあふれて、ほのぼのともさせていただけます。

作者は書評家でもありますので、読書について、凄く参考になる本ばかりです。この方、好きなんですよ。

おまけに、だらしなだけど、すごく料理好きな方で、そのレシピがまた美味しそうなんです。ただ作りすぎてしまうのね。分かるなー。これも。


抱腹絶倒、唖然、。ライターという仕事も決して楽じゃないと思わせるこの本。

でもやっぱり、この生活いいよな。あう。

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ベッキーさん三部作の2作目。

前作「街の灯」は昭和7年。この作品はそれから1年後、昭和8年の日本の世相や街の様子、特に帝都東京の姿が分かります。
関東大震災後、着実に復興して繁栄を始めた東京。世はモガ・モボの時代。映画はトーキーに変わった頃。
そんな時代が、実に細かくその時代に暮らしているのじゃないかと錯覚してしまいます。巻末の文献を参考に、実に細かく検証されているんですね。

繁栄ばかりでなく、満州事変と「満州国」、上海事変、そして国際連盟脱退と、日本は戦争の道を進んでいきます。ドイツではナチスが台頭し、ヒトラーが首相になっています。物語の背景もそんな時代の空気が描かれているんです。

「自由」ということさえ、はばかられる時代に入っているのですね
そんな時代を背景に英子とベッキーさんは、身近な謎や事件を解決していきます。以下、かいつまんで紹介。
兄弟同士が犬猿の仲。それは死亡記事が発端だった。両家が顔を合わせた場で起きた絵画消失の謎…「幻の橋」
失踪した友人は、奇妙な手紙を残す。それを手がかりに友人を探すのだが…「想夫恋」
新築パーティーで、ステンドグラスの天井から墜落した思想家。死の真相は…「玻璃の天」

消失、暗号、殺人というミステリの要素てんこもりです。
極上のミステリの中に人々の生活や息遣い、悲しみや別れ、そして教えが含まれています。
特に表題作「玻璃の天」は、謎だったベッキーさんの過去が明かされます。その過去の何とやりきれないこと。亡くなった父親の教えを守って生きているベッキーさん。しかし、時代はそれすら許されない空気なんですね。
「金魚鉢の金魚には、水が見えない」
私たちが、今を生きる上での教訓としていかなくてはいけない言葉ですね。

極上の北村ミステリを堪能あれ。

JUGEMテーマ:読書
 ペルセウス流星群を深夜に家を抜け出し、観にいった14年前。帰ったとき、両親は殺されていた。という、ショッキングな内容なんです、ここまでの導入もOKです。
両親は洋食屋を営んでいて、そのハヤシライスの味を、子どもたちにも伝えていた。これも、OKなんです。伏線としてもなかなか、いいんですね。

ごめんなさい、素直に入り込めなかったわたしとしては、さらに妹と犯人の息子が恋愛関係になるというところが、ありえない。その苦悩というのもまあまあ伝わってくるのですが、違う展開もありかなと。わたしとしては、この詐欺師というのが引っかかるんです。妹は別に詐欺師でなくてよかったのでは?

と、あまりいいところがないように書いていますが、東野ファンとしては、少し物足りないというのが正直な感想かな。遊びもあって、別のシリーズものの加賀や草薙の名前が出てきたときには、思わずニヤリでした。
そして、この作品を引き締めたのはやはり、ラストかなー。ここでそう来るかという、ラストは実に納得だったかな。このラストがなかったら、わたし、次から読むまいとまで思いました。
しかし、やはり読むんですよ、東野作品は。

いくら期待はずれでもやはり期待してしまいますね。
この作品はドラマ化されましたね。原作のせいか、見ませんでした。
しかし、東野作品はやめないと思います、今後も。

JUGEMテーマ:読書

昔かわいがってくれた祖母のため、斜陽の人形店を継ぐことになった澪。前途が危ぶまれたが2人の救世主が現れた。人形マニアで自らオリジナルベアの製作もする冨永くんと、どんな人形でも直してしまう謎の職人、師村さん。3人が力を併せて働くお店には、次々とお客が現れるようになります。 テディ・ベア、お雛さま、マリオネット、活人形……。身近なぬいぐるみから高価な美術品まで様々だけど、所有者の人形に対する熱い心は同じ。その想いを汲み上げようと3人が小さな人形店を舞台に活躍するハートウォーミングなお話。【文藝春秋HPより】

津原さんって、こういう作品も書くんだなーと再認識。幅広い作家さんですね。わたしはあまりいい読者ではないので、今まで読んだのは1作のみ。これから読んでみようろ思っています。

あらすじにもあるように、澪は祖父から無理やり押し付けられた人形店なのですが、ちっちゃな店を人形マニアの冨永くんと腕の立つ職人、師村さんの3人で盛り上げていくというお話なのです。どんな人形も治すというこの人形堂はたちまち人気を博し、それなりに盛況となりますが、謎を秘めた師村さんの過去を知って、あるべき場所に帰ってもらいたいと悩み、さらに若い冨永くんの将来を案じ、店をたたむ決意をするのですが…。

ラストはこれしかないという結末で。結構、爽快かも。
人形にまつわる思いや、マニアならではの愛情が伝わってきますね。別に人形好きではないにしても、それぞれの人形に、個人の歴史や様々な思いがしみ込んでいるんですね。そんな愛情が人形の修理となるんですね。

持ち込まれる人形は、テディ・ベア やマリオネット、活人形(ラブドール)などなど。
それぞれにその人なりの思いが伝わってきます。マニアではないけれど、マニアの気持ちも分からないではないですね。そんな、とってもいい短編集です。文楽や村上人形の歴史もわかり、結構はまりました。最初の祖母の話が、ラストにまでおよび、思い出もよみがえる。そこに待っていたのは、富永くんと師村さん。それぞれがそれぞれの居場所を求めつつ、落ち着くところに落ち着くという、安心感がこの作品にはあります。

「村上迷走」は悲しい物語でしたね。このラストは、推理小説ですね。
この話の辺りから、逆に冨永くんとの会話も軽妙洒脱。おかしいんですね。仲が良すぎて、これからも期待してしまいます。
とってもライトでハートウオーミングな作品です。続編を期待したいですね。

「本の雑誌が選ぶ文庫ベスト10(2008−2009)」第2位。
絲山秋子さんのエッセイです。いやー、痛快、爽快。いろんなところで同感し、いろんなところで笑いをいただきました。

特に「禿礼賛」はシュールで、笑えないんだけど腹の内で大笑いしましたね。

どのエッセイもいいんだけど、最も笑ったのが、「世の中よろず五七調」。これ、すべて五七調で書いてあります。

すごいなー、よく考えたもんだ。それも、しっかりストーリーになっている。

恐るべし、絲山秋子さん。


例えば、「行き詰まり、いつもの連れと飲みに行き。酔わないと、なぜか焦って飲みまくる…」と延々と、この章の最後まで続いていきます。それを考えるだけでも大変な労力だろうに。やはり、これ、文筆家の才能でしょうね。


また、「自分の取説」と題し、自分を取扱書として、読ませています。これも、笑える。

上手いな〜、ホント。これ、どこかで使えそうです。参考にしよっと。


その他、OL時代のこと、自分の性格、群馬と東京での生活など、どれも一気読みの面白さ。

この人、今年読んだ「ばかもの」がすごくよくて、癖のある作家さんなんですが、いいんですよ。他の作家を引き合いに出しながらも、本はほとんど読まない。しかしながら、自分の本が書店に並んでいるかどうか、ちゃんと確認するところなんぞ、やはり作家という職業なんですよね。


抱腹絶倒、爽快感間違いなし。わたしは、「世の中よろず五七調」を読めただけでも、幸せな気持ちでした。絲山さんの痛快エッセイ。絲山さんの作品を知らない方は、この作品から入るのもいいでしょう。それにしても、絲山さんって、背が高かったのですね。意外だったなー、知らなかった…。

 戦国時代、信長亡きあと、秀吉は勢いにのって天下統一目前であった。向うは小田原攻め。二万の大軍は北条の支城、武州・忍城を取り囲む。攻める大将は石田三成。そして、忍城を守るのは、領民から「のぼう様」と呼ばれ、ぬーぼーとしている、城代の息子成田長親。降伏か交戦か、決断の時が迫る。

本年度本屋大賞第2位。やっと読むことができました。何で読まなかったのだろう。面白かった。読みだしたら止まらないノンストップ本でしたね。

主人公は、「のぼう様」と呼ばれる、城代家老成田長親。この男、何より百姓が大好きで、領民の所に行って手伝うも、領民からは嫌われているのが可笑しい。田植えをすれば、まともに植えられない。麦を踏ませれば、ろくに踏めない。でくのぼうから、親しみをこめて、ぬぼう様と呼ばれているんです。


時は小田原攻め。秀吉の大軍二万が迫り、忍城も判断を迫られますが、誰もが領民の安堵のため降伏かという時、「のぼう」は「闘いまする」と決戦を望む。あの「のぼう」が発した言葉が、領民の一致団結を呼び、家臣もその気になるというのが、見せ所。
感動するんですよ、この場面。


後は、流れるような合戦シーン。初戦は奇襲で突破するも、水攻めの中で孤立する忍城。さて、長親はどう戦うのでしょうか。

歴史好きのわたしもこの話は知らなかった。こんな話が埋もれていたなんて。
家臣団は個性的でこれまた面白いですね。そして、石田三成が総大将というのも面白かったです。

何といっても「のぼう」を見る目が爽快なんですね。大将の器とは。名将なのか、愚将なのか家臣団も疑っているというのが可笑しい。人から愛されるというということは、何よりの宝なんですね。


さて、面白かった本ですが、気づいたこと。これ、会話が現代の言葉。だから、スラスラ読めるというのもあるんですね。ですが、違和感はありません。むしろ、成功と言っていいでしょう。
キャラも一人一人が立ってます。いやー、なかなかの作家さんですね。
これは、癖になりそうです。さて、今のうちにコンプリートしとかなっくっちゃ。


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