<アローンだがロンリーではない。野球を追いかける紀行エッセイ>
この作者の初のエッセイを読み終えました。
面白かったです。野球が大好きなんですね、この作者。
野球場が好きで、必ず、映画館とマッサージをするという作者の姿が垣間見れて嬉しくなります。そして、小説の作風と悩みも出てきて、作家というのも大変だなーとつくづく思いました。
そんな作者が好きなのが野球。野球好きのわたしとしては、これは随所にうなづける場面あり。そして、わたしのご当地、広島もあり、これは本当にいいエッセイです。
意外だったのは奥田さんって意外(失礼)とオシャレなのですね。
野球シーズン間近。いい時期にいいエッセイを読むことができました。
ああ、わたしも野球を追いかける旅をしてみたい。そう思います。
そして今年も球場に足を運ばなくてはとそう思う絶妙の作品です。
「泳いで帰れ」「港町食堂」も読まなくてはなのです。
奥田 英朗著光文社 (2005.3)ISBN : 4334738419価格 : ¥500通常24時間以内に発送します。
TB・コメントありがとうございます。
野球より映画、映画より、マッサージの方が多いように感じました。
少しは、奥田さんの素が見えておもしろかったですね。